2010年10月21日木曜日

大型地震はこうだった!阪神・淡路大震災の体験談③

目を疑ったのは近所のコンビニ。

ここぞとばかり

『おにぎり1個1000円、水1本1000円』

みたいな極悪商売。殺意が芽生えましたね。


僕の寮は幸い、壁にヒビが入った程度でした。

僕の部屋は2階にあり、ベランダに出ると

2階建ての家が見えるのですが、ほとんどの家が押しつぶされ、

きれいに空しか見えなかったことを鮮明に覚えています。


ちなみに寮には知らないオッサンが何人もウロウロしていました。

今思えば日本全国から集まった泥棒ですね。

幸い部屋の鍵をしていたので何事もなかったのですが

ドサクサに紛れて盗みを働くクズ野郎が被災地に集まっていました。


他にも義援金詐欺や空き巣、家屋修理の詐欺業者などが

蔓延していてようです。


3日間の野宿後、阪急西宮駅から大阪駅まで復旧したことを

ラジオで知り、友達と線路沿いに歩きました。


西宮から大阪駅までは阪急電車で移動して

関空から高知までは飛行機で移動。

そこから車で実家のある香川に帰ってきました。


今思えば阪神・淡路大震災はいろいろな事を教えてくれた

物凄い経験です。地震の知識だけではなく

人間の瀬戸際の強さや団結力、思いやる心など。


また反対に自分のエゴを満たそうとする

人間の闇の部分も照らし出しました。

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